削らない虫歯治療
歯は、硬いエナメル質と柔らかい象牙質の2層構造で作られ、歯肉の下の歯槽骨に支えられています。また、象牙質内部には歯髄(神経)があります。そして、虫歯は表面のエナメル質から発生しますが目で確認できる部分はわずかで、実際には、変色が薄かったり、象牙質の奥深くへも侵食しています。そして虫歯の進行度合いによって治療方法も変わってくるのです。
食べない時間に歯は修復される!
皆さんが普段食べているご飯やパンなどの炭水化物は唾液で分解されると虫歯の好物である糖になります。虫歯は糖を材料に酸をつくります。お口の中の酸性が強くなると、歯からカルシウムなどのミネラルが抜けていきます。このことを「脱灰(だっかい)」といい、ここから虫歯菌が進入していくのです。
唾液にはステタリンと呼ばれる成分が、ハイドロキシアパタイトという無機質とくっつき、脱灰した部分の歯のエナメル質修復してくれます。これを「再石灰化」を呼びます。
「だらだら食いがよくない」といわれるのは、つねに口の中が酸性に傾くことで、歯の表面を修復する時間がなくなるからです。ですから、健康的な歯を維持するには日頃の規則正しい食生活も関わってきているのです。
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初期の虫歯は削らずに治療
カリソルブという溶液(次亜塩素酸ナトリウムと3種類の混合溶液)の作用により、感染した象牙質のみを選択的に軟化させ、カリソルブインスツルメントを用いることでその感染部位のみを除去する治療法です。一般臨床は1998年よりスウェーデンを中心に導入され、現在では世界47ヶ国で臨床導入されています。日本では2007年に厚生労働省に認可された新しい虫歯の治療技術です。
































