柿山歯科医院 柿山院長ブログ|AKデンタルグループ

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2015年4月15日 (水) 20:13

AK DENTAL GROUP代表の柿山です。

NHKスペシャル
解明!驚異の細菌パワー! 腸内フローラ!
2月22日21時からNHKで放映されたこの番組は、L7MTA101の愛用者に勇気を与える内容でした。

老化防止や健康増進をはじめ、糖尿病、がん、
アレルギー、肥満、そして美容や精神疾患に至るまで、

最先端の遺伝子解析により、
現時点で30以上もの病気と腸内細菌との関係が見つかり、
今世界中で次々と国家プロジェクトが始動し、
その最新治療は今後の医学を大きく発展させるだろうと語っています。

人間の腸内細菌は100兆個以上といわれています。
無菌状態から誕生した赤ちゃんはその瞬間から多くの細菌にさらされます。
接した菌の中で体に悪い菌と必要な菌を選別して必要な菌だけを残します。

それを選別するのがigA抗体で、この抗体が付着した菌だけが腸内の粘液層を通過できて生き残るのです。

こうして人間は長い年月をかけて生存に必要な腸内細菌を選別し、
共に生きる仕組みを作ってきたのです。
しかし現代は自然界や食生活の変化、化学物質や薬品の普及により腸内環境が大きく変化しました。

そのことが医学で対応できない難病や精神疾患を生んだ原因でもあったのです。
現代医学は、人間の生命と深い関わりのある腸内細菌のことを、
ほとんど考慮することなく、対症療法医学を追及してきました。

腸内細菌が人間の体に与える影響の解明は、
医学の行き詰まりに光明を与える、
まさに医療革命とも言える研究です。

ここに腸内フローラ(腸内細菌叢)が関わる数々の驚異の研究例をお伝えします。

★ 「肥満を解決!」

ワシントン大学のジェフリー・ゴードン医師の研究

肥満マウスと正常マウスの腸内フローラを入れ換えると、
今までと同じ餌でも正常マウスが肥満マウスになり、
肥満マウスの肥満は解消した。

肥満マウスにはバクテロイドスという脂肪を燃やし、
脂肪の蓄積を減らす善玉腸内菌が足りないことを発見した。

肥満は生活習慣だけではないようです。

★ 「糖尿病を救う!」

アメリカ政府農務省が支援するベンチャー企業の糖尿病の研究

腸内細菌の力を借りてインスリン生成を促し、
糖尿病を改善するメカニズムを発見。
腸内細菌が作る短鎖脂肪酸の量が減ると、
インスリンの分泌も減ってしまうことを解明。

ルイジアナ州立大学糖尿病専門医フランク・グリーンウエイ博士の実験では、
短鎖脂肪酸を増やすため、
ブルーベリーポリフェノールと穀物繊維の混合ジュースを、
2週間飲ませて腸内細菌を増やした結果、
食後インスリンの分泌が増加し血糖値の上昇を抑えることに成功。

★ 「ガンを予防する!」

がん研究会 有明病院
分子生物学者 原 英二博士の研究

ガンを引き起こす新種の悪玉腸内細菌を発見し、
アリアケ菌と名付けました。

アリアケ菌が出す物質DCAが人の細胞に作用して、
細胞老化を引き起こし老化した細胞は、
発ガン物質を撒き散らし周囲にガンを作る。

この研究は科学雑誌「サイエンス」に発表されて、
世界中の注目を集めました。
さらに肥満になるとアリアケ菌が大量に増えることも突き止めました。
これは肥満の人がガンになりやすいことをも証明する重要な発見でした。

博士は腸内細菌をコントロールすることで肥満解消だけでなくガン予防が可能と話しています。
以上のように 肥満、糖尿病、ガンとの相互関係が腸内細菌の研究を通してつながってきました。

新しい治療法に大きな革命を起こすことは確実です。

★ 「肌の若さを保つ!」

藤田保健衛生大学
松永佳世子 皮膚科医師の研究

腸内細菌が作る エクオール という物質がシワを浅くし肌の若さを保つことを
更年期女性67人の実験で実証しました。

エクオールが肌の張りを保つコラーゲンを増やしたと考えられます。

シワを改善するエクオールは、特に大豆を腸内細菌が分解する時に作り出す物質です。

年齢に関係なく若々しくて美魔女的女性は快食、快便の人が多いようです
肌にもやはり腸内菌の安定と、大豆、コラーゲンが大切なんですね。

次に重症患者をも腸内細菌で治す驚きの最新治療!

★「便微生物移植」とは?

アメリカ・マクマスター大学
プレミシル・ベルチック医師の最新の研究と臨床医療を紹介します。

「便微生物移植」と言って健康な人の腸内細菌を便ごとチューブで病気の人の腸内に注入する方法です。

数々の病気にかなり高い治癒率が出ており、
特に薬が効かない患者には欧米のガイドラインでは積極的に薦めている療法で、
日本でも臨床試験が始まっています。

さらに驚くべき腸内細菌の影響は!

★「脳に影響を与える!」

カナダマクマスター大学医師
ブレミシル・ベルチック博士の研究

博士の行ったマウスの性格テストとは、
臆病なマウスと活発なマウスを5センチの台の上に乗せて、
そこから降りるのにかかる時間で警戒心を比べたものです。

結果は活発マウスは17秒で臆病マウスは5分経っても降りようとしない。
この性格は今までは元々持っている遺伝子の違いと考えられていました。

しかし次の実験はそれを覆すものでした。

双方のマウスの腸内フローラを入れ換え移植したところ、
臆病マウスの下降までの時間が大幅に短縮し、
活発マウスの台に留まる時間が大きく遅れたのです。

何度繰り返しても結果は同じで、腸内フローラを交換したことで性格まで変わってしまったのです。
さらにコミュニケーション能力にも腸内細菌が関わっていることも分かってきました。

オスからメスへの求愛行動の呼び掛け回数の違いに、腸内細菌が大きく関わっていたことを証明しました。

コミュニケーション能力の低いマウスは悪玉腸内細菌が作る 4EPS という物質の血中濃度が高いことを解明。

それを取り除くことでコミュニケーション能力が格段に高まったとのこと。

性格や感情が腸内細菌により支配されていたとの結果です。
既に腸内細菌を「うつ」の治療に使う研究が始まっています。
マウスの性格を入れ換えて世界を驚かせたベルチック博士は去年から臨床試験を始めました。
脳に良い影響を与える可能性がある菌を患者に飲んでもらい神経がどう変化するか調べています。

腸内フローラを整えるえることでうつ病の症状が改善する期待が現実となってきたのです。

日本語で心を表現するのに「腹」と付く言葉が多いことを考えると、
昔の人はお腹に心があることを観念的に理解していたと思われます。
不可解な心の病や生活習慣病や難病に至るまでの病に、
腸内フローラが関わっていたという研究は、ここ2、3年で急激に進歩したことです。

しかし本来、人類は古来から腸内細菌と共存し助け合って健康を守ってきた関係です。

免疫力も年齢と共に低下しますが、腸内細菌次第で強化できることも分かっています。

今改めてそのメカニズムに感謝しその存在を見直す必要がありそうです。